文化放送(JOQR)が制作・配信する『大竹メインディッシュ』は、2007年に放送を開始した平日昼の生ワイド番組『大竹まこと ゴールデンラジオ!』内の看板コーナーをアーカイブ化したポッドキャストである。本プログラムは、地上波放送のメインパートにあたる午後2時台のゲストコーナーを、時間や場所を問わず聴取できるよう独立したフォーマットで提供している。
パーソナリティの大竹まことと、曜日ごとに交代する個性豊かな女性パートナーが、日々さまざまな分野からゲストを迎えるスタイルが定着している。本番組の最大の特徴は、ゲストの顔ぶれの幅広さと、予定調和を排したトークの深さにある。招かれるゲストは、時の政権や社会情勢を鋭く批評するジャーナリストや政治家から、独自の文学世界を持つ作家、映画監督、俳優、さらにはお笑い芸人やアーティストに至るまで、ジャンルの垣根を超えている。
番組の進行においては、ゲストが携わる最新のプロジェクトや著書を軸にしつつも、話題はしばしば現代社会が抱える矛盾や課題、個人の生き方にまで波及する。大竹まことによる率直かつ飾らない問いかけは、ゲストの本音や専門的な知見を引き出す触媒となっており、リスナーに対してニュースの背後にある文脈や、多様な価値観を提示する役割を担っている。
本ポッドキャストは、地上波放送のライブ感を保持しつつ、純粋に対談内容のみを効率的に聴取できる構成となっている。日々の情報収集を目的とするビジネス層から、特定の文化人やアーティストの深い話を求めるファン層まで、幅広いリスナーを対象としている。一過性の情報に留まらず、時代を象徴する人物たちの証言を記録するオーディオ・アーカイブとしても機能しており、文化放送PodcastQRの中でも特に高い更新頻度と聴取者数を維持している。